訪問看護師からケアマネジャー（介護支援専門員）に転職することは可能です。
実際、看護師としての経験を活かして、ケアマネジャーとしての仕事に就く人は増えています。
ただし、ケアマネジャーとして働くためには、一定の条件を満たす必要があります。
ケアマネジャーになるためには、実務経験が5年以上あること。
デイサービスや訪問看護、老人ホームなどでの実務経験が求められます。
例えば、訪問看護師として生活支援や身体介護に携わって現場を知ることが必要です。
この実務経験があれば、介護業界に関する知識や実践的なスキルが備わっていると見なされ、ケアマネジャーとしての資質を持っていると評価されます。
ただ、実務経験が5年以上経っても自動的にケアマネになれるわけではありません。
次に「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することが必要です。
この試験は、介護支援専門員としての基本的な知識や業務内容についての理解を問われます。
試験に合格した後は、介護支援専門員実務研修を受けます。
この研修を修了すれば、晴れてケアマネジャーとしての資格を取得することができます。
患者の健康管理やリハビリテーション、医療との連携などに関する知識は、ケアプランを作成する際に役立つ部分が多いです。